【エッセイ】吉田朱里「アイドル10年やってわかった”わたしが主人公”として生き抜く方法」の感想

2020年12月21日をもってNMB48を卒業した吉田朱里さん。その卒業を記念して発売されたエッセイを読みました。

アイドルだけでなく、YouTuberや雑誌モデル、コスメブランドのプロデューサーなど、いくつもの肩書をもつ吉田朱里さんが、どんな思いを持って10年間走り続けていたのかを知ることができます。

本の感想と、私が一番印象に残っている吉田朱里さんのYouTube動画も一緒に紹介します。

概要

人を惹きつけるのは才能より努力なんだと10年かかってわかりました。吉田朱里NMB48卒業記念エッセイ。

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感想

吉田朱里さんのことは、アイドルとしてはもともとあまり知らなくて、YouTubeをきっかけに知りました。

メイクやスキンケアなど、美容についての発信が多い中、私が印象に残ったのは下記の動画。

インスタで寄せられた相談に答えていくという王道の動画ですが、その答えが24歳とは思えないくらいしっかりしていて、自分のことばを使って持論を展開しているのがすごいと思いました。

そんなYouTubeをきっかけに、気になる存在になっていた吉田朱里さんがエッセイを出されたということで、購入した今回の本。

読んでみて初めて知りましたが、10年間NMB48に在籍していたけれど、YouTubeを始める前の5年ほどは苦労の連続だったようでした。

コンプレックスだらけの自分だけど、諦めずにYouTubeに動画をアップし続けて、アイドルと両立していったことで、雑誌モデルやコスメのプロデュースなどの道が拓けていったそう。

アイドルって見た目は可愛らしい人が多いけど、生き残っていける人は賢くて少し男らしいところがある人なのかなと思いました。

吉田朱里さんも、見た目は女っぽくてかわいいけど、エッセイを読むとかっこいい人でした。

印象に残ったフレーズ

武器って、すでにあるものを探して手に入れるのではなく、自分のなかでちょっとずつ製造されていくものだと思うんです。いろんなことに挑戦して、得た知識や経験という材料をかき集めて、自分でカスタムして完成させる。

目標を立ててそのためにいますべきことは何か考えながら行動すると、着実に前に進んでいけると思っています。

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